スーパームーン2015はいつで時間帯は?地震と関係あるって本当?

秋といえば月見の季節。
中秋の名月は本当に綺麗で、秋の夜長を彩ってくれます。
今年2015年はそんな中秋の名月と連続してスーパームーン
が見られるって知っていました？

今回は、このスーパームーンの見れる日にちや時間帯
について調べてみました。

スーパームーンとは？

スーパームーンとは

月が地球に最も近づいた時に、新月か満月を迎える
状態を呼びます。

地球と月の距離は平均３８万kmとなっており、
３６万〜４０万kmのレンジで地球の周りを公転
している。

よって今回のスーパームーンはいつもより２万km
地球に接近することになりますね（３６万km）

スーパームーンの場合は、通常の月に比べ
大きさは＋約１４％、明るさは＋約３０％も増して
見えると言われています。

2015のスーパームーンはいつ？時間帯は？

ではこのスーパームーンがみられる日と時間を
ご紹介します。まず日にちですが、

９月２８日（月）

となっています。そして時間帯は、

１１時５０分
※地球に最も接近する時間は１０時４６分

月曜のランチ前あたりですね。
ここで気がついたかと思いますが、今回のスーパー
ムーンとなる時間帯は『日中』なんです。

「えっ？それって満月じゃないじゃん！」

という声が聞こえてきますが、先程スーパームーン
の説明に記載の通り、満月ではなく新月でも
そう呼ばれるんです。

ちなみに満月と新月の違いについて以下の表が
わかりやすいので載せておきます。

新月とは満月の反対で、単純に言うと白黒反転した
月ですね。通常白い（黄色）月が昼ゆえに黒く見える
といった現象です。

ですので、全く見れないのではなく、いつも見ている
綺麗な白く（黄色）お月さまではなんです。

今年のスーパームーンはただのスーパームーンではなく、
エクストラスーパームーンなだけに結構残念です。

「ん？エクストラスーパームーンって何？」

と思ったあなたにご説明します。

エクストラスーパームーンとは地球に最も接近する時間の
前後１時間以内に新月または満月になる月のことを呼びます。

なんと今回はこの条件に当てはまっているんです。
ちなみに前回のエクストラスーパームーンは2011年でした。

2011年は震災の年でしたね。
実はある学者たちの間ではスーパームーンと地震になんらかの
関連があると考えている人たちもいる様です。

スーパームーンと地震の関係

地球は常に月の引力の影響を受けており、身近なものでは
潮の満ち干きがあります。

この様に月の引力の影響が地震を引き起こす要因の一つ
になっているのではないかと考えられています。

ただ、現時点で月の引力と地震の明確な因果関係は判明
しておらず、今後研究されていくものと思います。

確かに地球に影響を与えている（→潮力等）時点で、地震
という地球の活動に対して『影響していない』とも完璧
には否定できません。

スーパームーンの前後１週間は地震発生率が高まるなどと
いった真偽不明の情報も流布しておりますが、一応
「そんな情報もあるんだな」くらいは心に留めておいても
悪くはないかもしれませんね。

まとめ

今回のスーパームーンについてまとめると、

・９月２８日(月)１１時５０分に見られる
・日中（新月）につき、見づらい可能性がある
・今年はエクストラスーパームーンである
・地震との関係性は否定はできない

となります。

今回のスーパームーンは日中の出現だけにちょっと
がっかりではありますが、仕方ありません。

ただ、スーパームーンの前夜は『中秋の名月』なので
夜と昼どちらも ”大きい月” が見られると思えば
楽しみも増えますね。

今年のエクストラスーパームーンは９月２８日です！
楽しみに待ちましょう！