【カヌー】矢澤亜季選手wiki風まとめ!兄一輝は僧侶って本当?

いよいよ来年２０１６年は４年に一度の祭典、夏季オリンピックがブラジルのリオデジャネイロで開催されますね。

今から楽しみにされている方も多いと思います。

その夏季オリンピックの種目のひとつ、「カヌー」に兄妹で出場する注目選手をご紹介します！

矢澤亜季選手

名前：矢澤亜季（やざわあき）　　出身地：長野県

誕生日：1991年11月5日（２４歳）

身長：156cm

体重：52kg

出身大学：駿河台大学

所属：昭和飛行機工業

ジュニア時代から才能をめきめきと伸ばし、カヌー日本代表として世界と戦ってきた矢澤選手。

そして現在は昭和飛行機工業所属で活躍する矢澤選手ですが、大学卒業後は１年間就職先が見つかりませんでした。

オリンピックをはじめとする世界大会への出場、メダル獲得を目指すスポーツ選手にとって所属先（就職先）はとても重要な問題ですよね。充実した競技内容には、きちんと支援してくれる所属先が必要なのです。

１年間、個人で練習に励んだ矢澤選手ですが、JOC（日本オリンピック委員会）が運営するトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、同社に採用されたそうです。なるほど、そういったシステムがあるんですね。

今年２月に就職した矢澤選手は、

「より一層競技へ邁進できる素晴らしい環境の中で、2016年リオデジャネイロ、2020年東京オリンピックに向けて取り組める事を大変ありがたく思っております。」

と感謝の気持ちを語っています。

カヌーといえば体幹、腕力、持久力などたくさんのトレーニングが必要な競技ですよね。
そのため矢澤選手も当然がっしりした体つきではあるんですが、なんと彼女、日本舞踊が趣味で資格まで持っており、舞台にも出演するほどの実力の持ち主なんです。

競技でのたくましい姿と、繊細な踊りの表現である日本舞踊の姿・・ギャップが本当に素敵です。
矢澤選手の踊りを是非見てみたいですね。

そして、彼女の実兄もカヌーの選手でリオ五輪に出場します。

矢澤一輝選手

名前：矢澤一輝（やざわかずき）　　出身地：長野県

誕生日：1989年3月4日（２６歳）

身長：167cm

体重：６７kg

出身大学：駿河台大学

所属：善光寺

兄の矢澤一輝選手は、２０１２年のロンドン五輪にも日本代表として出場をし日本人初の１桁台、９位獲得を成し遂げました。
その活躍したロンドン五輪後、なんと彼は仏の道へ進むことを決意します。
そうなんです。
彼は現在お坊さんと、カヌー選手の二足の草鞋を履く個性的な選手なんです。

矢澤一輝選手が僧侶の道を選んだきっかけは、たびたび競技での悩みや不安を元カヌー選手で僧侶である小山健英さん（善光寺天台宗一山の寿量院）に相談しており、氏から受ける影響がとても大きかったそうです。

ちなみにもともとカヌー競技には仏教界の人材が多いそうです。その理由は、カヌーの強豪大学が仏教系大学に多いことが言えると思います。

そして矢澤一輝選手は僧侶になった決意をインタビューでこう語っています。

「カヌーで自分を鍛え、苦難を乗り越えた経験を生かし、人を助ける 仕事に就く決意をしたため」

素晴らしいですね・・。僧侶の道を選んだ当時彼は２３歳。世の中には同じ年でもいろんな人間がいますね。

僧侶とカヌー日本代表選手として忙しい毎日を送っている矢澤一輝選手。そのスケジュールは、

・a.m5:30〜15:00頃までが善光寺でのお勤め
・その後車で川辺に移動してひたすらカヌーの練習

といった毎日だそうです。仏教に対してもカヌーに対しても生半可な決意で出来る生活ではありませんね。

このような正反対とも言える２つの職業について彼は、

「お寺でのお勤めとカヌー、自分にとってはまったく別々のものだから、たとえば精神的な結びつきとか無理やり絡めようとする方もたまにいらっしゃるのですが、自分にとってはそれぞれが別の生き方としてあります」

と語っています。

矢澤兄妹

長野の自然の中で子供の頃から父親にカヌーを教わった矢澤兄妹。
兄妹仲がとても良く、一緒にオリンピックに出場することは長年の夢だったそうです。
いろんな魅力を持っているこの兄妹のリオでの活躍が本当に楽しみですね。

実の兄弟が同じ競技で活躍しているといえば、いま話題持ちきりのラグビー・五郎丸選手ですね。
五郎丸兄弟の記事はこちら→【五郎丸】ラグビーで兄弟対決決定！対戦日程や会場を紹介！

まとめ

実はカヌー日本代表は、オリンピックにおいて未だメダルを獲得していません。しかし、入賞は何度もありますのでリオ五輪では是非メダルを期待したいです。異色の経歴や魅力を持った矢澤兄妹にはこれからも要注目ですね！