夜泣きの時期はいつからいつまで？理由(原因)や対処方法について紹介！

（出典：プリ画像）

赤ちゃんは“泣くのが仕事”とよく言われます。

赤ちゃんが泣く姿を見ると「かわいい」「安心」「嬉しい」「抱っこしてあげよう」と、とても優しい気持ちになり、元気に生まれてくれた我が子をとても大切に思うと思います。

しかし、どんなにかわいくて愛おしい赤ちゃんでも、育児初期のママの大きなストレスの一つに、“夜泣き”があります。

夜泣きの程度は赤ちゃんによってまちまちですが、ずっと泣かれるとママも不安になったり、ストレスを感じたりするもの。夜泣きは、ママにとっては時に頭を抱えてしまうほどの大きな問題です。

そもそも、赤ちゃんはなぜ“夜泣き”をするのか？

今回は、そんな悩ましい夜泣きをする理由（原因）や、泣き止ませるためにはどうしてあげることが一番良いのか、など対策やコツを紹介します。

夜泣きっていったい何！？理由（原因）は？

まず、夜泣きとは

「生後半年頃から1歳半くらいの赤ちゃんにみられ、夜間に理由もなく泣くこと」

お腹が減っているわけでもなく、オムツが汚れているわけでもないのに泣くこの夜泣き。

ある育児のアンケート調査によると“夜泣きに悩んだ”という経験をしているママやパパが7割もいらっしゃるようです。

まれにほとんど夜泣きすることがない赤ちゃんもいますが、赤ちゃんは夜泣きをすることが一般的で、夜泣きのせいでママもパパも睡眠不足が続いたりして、行き場のない苛立ちを覚えてしまいがち。

昼間はあんなに元気に遊び、つい寝る前まではとってもご機嫌だったのに、夜中になって急に泣きだして何をやっても泣き止まないといった状態が続いてしまうことが、赤ちゃんにはしょっちゅうあります。

できることなら夜泣きを止めたい、減らしたいと思うものです。まず、夜泣きをする原因ってなんなんでしょうか。

実は“夜泣き”の原因は、科学的にはいまだに良く分かっていないのですが、現在考えられている夜泣きの原因は、

ストレス

置かれている環境のさまざまなことがストレスとなり、それによって夜泣きが誘発されている可能性もあります。赤ちゃんにしてみれば、見るもの嗅ぐもの触るものなど、初めて体験することばかり。そんな刺激が、一種のストレスとなり夜泣きをさせているのではとも言われています。

睡眠リズムの狂い

まず、夜泣きをする時期の赤ちゃんの状態をみてみましょう。

□生後１ヶ月頃
人の体には“昼に起きて”、“夜に眠る”という体内時計が備わっていますが、新生児期の赤ちゃんには、まだその機能が十分に備わっていません。そのため、昼と夜の区別がなく「泣く」と「寝る」を繰り返しています。

□生後５ヶ月頃～
ママのおっぱいを飲んで満腹になって安心して眠ったり、抱っこされてゆらゆらと気持ちよく揺られ眠ったりを繰り返すうちに、赤ちゃん自身の体内時計が動き出し、睡眠のリズムが出来てきます。少しずつですが、夜にまとめて長時間眠れるようになるのもこの頃。

夢によるもの

こちらは寝ている時の夢をみて、泣いているとも考えられています。夢とは、起きて活動している時に体験したことを、頭の中で整理する為に備わっている機能と言われ、赤ちゃんも日中の出来事などが夢に現れ、それをみて泣くのではないかと言われています。発達段階の赤ちゃんは、大人のように体験した多くの情報を整理できないために泣いているのかもしれませんね。

このように、はっきりとした原因はわからないものの、上記のようなことが関係していると考えられています。

赤ちゃんの夜泣きを泣き止めるコツや方法

筆者も住まいがアパートだったので、近隣から「うるさい！！」と苦情がくるのではないかとヒヤヒヤしながら抱っこし続けたり、耐えきれない時は車に乗せてぐるぐると行くあてもなくドライブをしてみたりした経験があります。

夜泣きの原因はいまだはっきりしないため「夜泣きを泣き止ますにはコレだ！」という、世の全ての赤ちゃんに当てはまる決定的な解決策はないものの、夜泣きを軽減させる効果的な方法やコツはあります。いくつかご紹介します。

抱っこして安心させ、身体をさすったり温めてあげる

（出典：mommyconnections）

一番スタンダードな方法ですね。これは夜泣きに限らず、泣いている赤ちゃんを落ち着かせるにはママのぬくもりが一番です。
赤ちゃんの身体を温めてあげると、不思議と泣かなくなります。

洋服はもちろんですが、夏場ならクーラーを控えめにし、冬は暖房を少し上げてあげるなど、できるだけ赤ちゃんが冷えないようにすることが大事です。

お水などを飲ませる時も常温で飲ませるようにしましょう。赤ちゃんに優しい言葉をかけながら身体をさすってあげることで安心させましょう。

音や音楽などを軽く聞かせてみる

（出典：GET IT BLOEMFONTEIN）

ふだん聞きなれているような音や音楽など、赤ちゃんが気を引く音を聞かせてみるのも効果的。激しいリズムではなく、ゆったりとリラックスできる音楽を聴かせましょう。

音楽に限らず、風の音、木々の揺れる音、水のせせらぎ、小鳥のさえずりなど、自然界の安らげる音を聴かせてあげるのも効果的です。こういった音のリズムは ”F分のゆらぎ” と言われ、人間が本能的にリラックスする音なので、赤ちゃんもきっと安心して夜泣きを軽減してくれることでしょう。

思い切って一度起こす

（出典：eveboo）

逆転の発想です。赤ちゃんが泣き続けて手が付けられないような時は、一度部屋の明かりをつけて完全に起こし、気分を変えるために少し遊んだりするのも効果的です。
普段子育てで疲れているママは辛いでしょうから、ここはパパに協力してもらいましょう。

生活のリズムを整える

（出典：WOMAN ONLINE）

毎日決まった時間に起こし、決まった時間に寝かせることで生活リズムを整え、赤ちゃんの睡眠リズムを作っていきましょう。

特に朝は太陽の光を浴びるようにしましょう。人間のバイオリズムは太陽の光によってリセットされます。

ですので、毎日決まった時間に太陽の光を浴びることでリズムを作りやすくなります。
寝る時間が近づいたら、早めに部屋を暗くして（暗くした部屋に移動するなど）、寝る時間が来たことを覚えさせていきましょう。

あと、お昼寝はほどほどにして夕方にはあまり寝かせないようにしましょうね。

まとめ

いかがだったでしょうか。赤ちゃんの夜泣きについて少しヒントを得られたら、さっそく今日から実践してみてください。

夜泣きは大変ではありますが、長い人生でみれば夜泣きの期間は本当に短いもの。
ですので、疲れているからといって「放置」は絶対にダメです。赤ちゃんが安心できるようにしっかりと寄り添ってあげてください。

夫婦二人で協力し、夜泣きは『睡眠のリズムの調整時期』『赤ちゃんの立派な成長のあらわれ』だと前向きに捉え、愛しい我が子の成長をゆっくり見守りながら楽しく子育てしていきましょうね。

おまけ：寝つきを良くするオススメベビー布団

夜泣きを少しでもおさえるには、赤ちゃんを包む布団を変えてみるのも一つかもしれません。

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韓国では特許ももらっているベビー布団「まみぐうぐう」。

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