千葉スペシャルが有楽町で復活!場所や料金,営業時間についてご紹介

（出典：Shinzen’s EYE!）

デキるビジネスマンの靴はいつもピカピカ。
細部にまで気を抜かない細やかさと、美の意識を合わせもつことがデキるビジネスマンの要素だと思っています。
そんなビジネスマンの方に朗報です。
有楽町界隈のビジネスマンで知らない人はいないと言っても過言では無い、あの靴磨き集団「千葉スペシャル」が復活いたしました。

千葉スペシャルについて

千葉スペシャルとは、千葉尊さん及び千葉さんの弟子で構成される「靴磨き集団」のこと。１５年にわたり有楽町のガード下で靴を磨いてきたベテランの方々です。靴磨き職人も多く輩出しており、これまでに旅立った弟子は５〜６人になるそう。

現在は、長谷部さん（靴磨き好きが高じて山形から状況）、大村さん（靴好きが高じて弟子入り）の３名で運営しています。その技術力の評価は高く、著名人や経営者層にも多くのファンがいるそうです。【ちなみにあのユナイテッドアローズの重松理会長も千葉スペシャルのファンであり、通っていると言われています。年収４億以上（2012年の国内年収ランキングで18位！）の会長がわざわざ通う千葉スペシャルって、凄い！】。

そしてこの根強いファンの方々の数は数千人にも上るとか。ただ有楽町駅前で営業していましたが、再開発や行政指導の強化によって、昨年４月に営業をやめてしまっていました。その後は「郵送」での磨きを継続していた様です。

なぜ復活したのか？

今回有楽町駅前の交通会館に復活いたしました。ところで、なぜ復活したのか？もとい、なぜ復活できたのか？
気になりませんか。

復活の理由はなんと、千葉スペシャルの顧客の協力で実現したそうなんです。なんでも、常連客が交通会館とパイプを持っており、交通会館と話をまとめ、同館において靴磨き業を復活することを実現させたんです。復活にあたっては交通会館側も「有楽町の文化を絶やさない」と快く応じたとのこと。

またこの復活に際し、乃村工藝社とユナイテッドアローズがスポンサーにつき、おしゃれな什器（椅子など）やユニフォームが支給されることになったということです。（交通会館とのパイプ役はユナイテッドアローズの重松会長ですかね？）

見てくださいこのオシャレさ。ハンチングとベストがなんとも決まっています！

営業時間や料金について

営業時間ですが、営業は『月～金9:00～19:00』となっています。（※土曜のみ9:30～19:00）そして気になるお値段はというと、１０００円／回です。だいたい１０〜１５分で磨いてしまいます。めちゃくちゃ速いですね。

料金改定（値上げ）

【4/17追記更新】
料金を1,000とお伝えしましたが、なんと2015年5月9日(月)より値上げする様です。

価格は1,100円と100円の値上げとなる様です。

近年物価も上がってきていますし、運営上必要な措置なんでしょう。筆者もよくお世話になりますが、あのクオリティであれば1,100円でも安いくらいに感じます。

お店の場所

千葉スペシャルの場所は、以下地図内の緑部分です。

【千葉スペシャル有楽町店】

◼︎住所：〒100-0006 東京都千代田区有楽町２−１０−１

交通会館HPより引用

そして肝心のクオリティーですが、以下写真を見てもらえば一目瞭然です。見違える程に綺麗になるんです。

（出典：CITROEN CHUO STAFF BLOG）

説明するまでもありませんが、左が磨く前、右が磨いた後です。鏡の様に光輝いていますね。顔映るんじゃ無いかというくらいピカピカになります。

この光輝くツヤやテリを出すのは独自のクリームに秘密があるんです。千葉スペシャルでは市販のクリームを使用せず、千葉スペシャルが独自に開発したクリームを使っており、このクリームの質がとても高いのです。

早くて安くてクオリティーが高い、復活を望む声が多いのも頷けますね。

サービスを受ける際のルール

これだけの技術力ゆえ、人気の千葉スペシャルですが、当然並びます。長蛇の列です。

以下写真の様に常に”待ち”の状態です。

現在は数席の椅子が用意されており、並びの先頭の数人は着席して待つことができます。それ以降の方は着席の方々の後方に１列で並ぶことがルールです。

見てください行列ですよ。ラーメン屋ではなく、靴磨きですよ。並んででもその価値があるという証拠ですね。本当に人気があることが伺えます。

最初、並んだ時に靴職人の方から前方の並んでいる方々に、なにやら紙らしきものを手渡している光景を目にします。

初めて並んでいるとその光景が何かわからないのですが、この手渡しているものは”整理券”です。

後方の方までは回ってきませんが、ある程度前に進むと靴職人の方が渡してくれます。

これをもって気長に待ちましょう。

（出典：RETRIP）

↑こんな整理券を渡されます。

千葉スペシャル八重洲店

有楽町駅前の交通会館に復活した千葉スペシャルですが、なんと東京駅の八重洲にもお店があるのをご存知ですか？

東京駅といえばまさしくビジネスパーソンが行き交う日本の中枢。新幹線で出張に出かける前、または帰ってきた時に利用してはいかがでしょうか。

【千葉スペシャル八重洲店】

◼︎住所：〒１０３－００２８東京都中央区八重洲１－６－１４八重洲会館１Ｆ

◼︎ＴＥＬ０９０－３５０２－５４６９

（出典：千葉スペシャル公式ブログ）

筆者は有楽町店にしか行ったことがないので、近く八重洲店にも行ってみたいと思います。

まとめ

有楽町店では常に行列でその人気は有楽町駅前の風景と化しています。

先日磨きに行った際は、千葉スペシャルに２０年も通い続けている老齢の紳士がいらっしゃいました。

その紳士は千葉スペシャルの大将に磨いてもらうため、大将以外の磨き席が空いてもそこへは進まず、後方の方を先に通して気長にまっておられました。

こんなにも古くから千葉スペシャルを愛しているファンがいることに、このお店（靴磨き集団）の凄さを改めて感じました。

昔は靴磨き職人は街にもたくさんいた様ですが、今ではほとんど見かけなくなりました。

靴磨き職人は様々なビジネスマンと接する為、インターネットがない時代は、靴磨き職員を使い情報をとっていたとも言われています。

そんな風化しそうな文化を東京の一等地で復活させたスポンサーや交通会館の方々のバックアップには素直に尊敬します。

それもこれも、千葉スペシャルさんの技術力が確かだからでしょう。今後も千葉スペシャルに通いたいと思います。