火山噴火は大地震の前兆？この関係から次の発生時期の予測は可能か

最近、火山活動が活発化してきていますね。桜島、新燃岳、御嶽山、箱根山、口永良部島と近年立て続けに噴火のニュースが世間を賑わしています。
また、地震についても発生頻度が高まってきている様に感じます。先日５月３０日に全国的な大きな地震がありましたね。
世界に目を向けても、日本と同様に近年、噴火や地震が起こっています。
この噴火と地震、何か関係はあるのでしょうか？
素人の筆者は、地球全体で地殻変動が起こっているのかな？などと恐ろしい想像をしてしまっています。
多くの学者や有識者曰く、火山の噴火と地震の因果関係ははっきりとしない（関係ないとの声も）とのこと。
日々研究している学者さん達がそう言うのであれば、そう信じざるを得ないと思いますが、、、どうも関連している様な気がしてなりません。
そこで今回は、東日本大震災が起きる前に、国内外で火山の噴火や地震などがあったかを調べてみました。東日本大震災と因果関係にあるかどうか、根拠は全くありませんが、発生した事実から仮設を立て、今後の日本で起きる地震について予測してみたいと思います。

３.１１ 東日本大震災前の噴火や地震について

まずは3.11東日本大震災について

発生：2011年（平成23年）3月11日14時46分18秒（日本時間）
震源：宮城県牡鹿半島の東南東沖130km、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底
規模：マグニチュード 9.0（発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震）
震源域：岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200キロメートルのおよそ10万km2
最大震度：宮城県栗原市で観測された震度7。宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測。
死者：15,891人
行方不明：2,579人
負傷者：6,152人
※Wikipediaより

この未曾有の大震災が起きる直前に、実は噴火と大規模な地震があったんです。

新燃岳噴火

新燃岳（しんもえだけ）は、九州南部の霧島山中央部に位置し、有史以降も噴火を繰り返している標高1,421mの活火山。
※Wikipediaより

九州は宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島連山を形成する山、新燃岳が２０１１年１月２６日に噴火しているんです。

東日本大震災が起こる、４４日前に噴火したんですね。
この時は火山灰が近隣市町村に降り積もり、その降灰たるや凄まじくニュース映像を今でも鮮明に覚えています。

ちなみに筆者は東京在住なので箱根山の動向が気になります。
※箱根山の記事はコチラ→箱根山の噴火と地震被害を予測！2016年の箱根駅伝は開催できる？

クライストチャーチ地震（カンタベリー地震）

カンタベリー地震（カンタベリーじしん）は2011年2月22日12時51分にニュージーランドのカンタベリー地方で発生したマグニチュード6.1の地震。
特に被害を受けた都市クライストチャーチの名を取って「クライストチャーチ地震」とも呼ばれる。
※Wikipediaより

こちらは東日本大震災発生の１７日前に起こっているんですね。
新燃岳噴火からは２８日後となっています。

こちらは、同国へ語学留学に来ていた日本人も被害に遭った地震でした。

日本で大地震が起こるとしたらいつ？

東日本大震災を例にとると、

国内火山の噴火 → 海外の地震 → 国内で地震が発生

といった流れですね。
こんな単純な流れでないことはわかっていますが、直近で発生した噴火や地震を思い返してみると、あながち的外れでもない様に感じます。

例えば、つい先日（５月３０日）の全国的な地震については、

国内火山噴火→海外の地震→国内で地震発生という仮説に当てはめると、

◆国内火山噴火＝御嶽山噴火（２０１４年９月２７日）

◆海外の地震＝ネパール大地震（２０１５年４月２５日）

◆国内で地震＝５月３０日に地震発生

かなりこじつけに近いかもしれませんが、なんかあてはまる様な、、、
先日の３０日の地震は大きかったものの（神奈川県で震度５強＝関東において東日本大震災の時の震度と同等）、被害がなかったことが何よりでした。

では、今後はどうなるのでしょうか？
つい先日、鹿児島県口永良部島で大規模な噴火がありました。
よって、すでに国内火山噴火は起こっています。つまり、今後海外で地震が起こる様なことがあれば、国内においても大規模な地震が発生する可能性があるかもしれません。
予言はできませんが、海外での地震が起きた際は、注意するべきですね。

まとめ

日本の面積は地球の全陸地の僅か0.25%程しかありませんが、火山については、地球の全火山の内、実に７％も集中している火山大国なんです。。。
よって、現在の活発な火山活動こそが正常と言う学者さんの説ももっともの様な気はします。。。
また日本は大陸プレートが重なり合う、プレート銀座でもありますね。ついついこういったことを忘れがちになってしまいます。
この様な自然環境は変えることはできないので、日頃から”起こった”時に備え、対策を講じておかなければなりませんね。