原監督の後任候補は誰?辞任理由や戦績を紹介!退団後が気になる

１０月１７日、クライマックスシリーズ（ＣＳ）敗退が決まり、巨人の原辰徳監督が辞任を表明しました。巨人を率いた１２年間でリーグ優勝７回、日本一３回という輝かしい成績を収めましたが、今シーズンはリーグ優勝を逃し、逆転での日本一を目指したＣＳも敗退。長らく続いてきた原政権も終止符が打たれることとなりました。

今回は原監督の経歴や戦績、監督辞任理由と後任候補監督について調べてみました。

原監督の辞任理由は？

原監督の今回の監督辞任理由はなんでしょうか？本人はクライマックスシリーズファイナルでヤクルトに敗退後、以下の様に語っています。

「この３年間、なかなか成績が上がらず、下降線をたどった。長年監督をやらせてもらった。そろそろ潮時」

クライマックスシリーズで思った様に結果が残せなかったというのもありますが、このコメントを見ると、結構前から引退時期探っていた様にも感じます。今回の結果が良い区切りとなったのでしょう。

原辰徳経歴や戦績は？

１９８０年、東海大学から巨人に入団し、現役時代は巨人の４番打者を務めたレジェンドでした。９５年に現役を引退すると、解説者や評論家として活動を開始しました。

２００２年、勇退した長嶋茂雄（現終身名誉監督）の後を引き継ぐ形で第１４代巨人監督に就任すると１年目から監督としての手腕を発揮。リーグ優勝はもちろん、日本シリーズでは西武ライオンズを相手に球団史上初となる無傷の４連勝で日本一となりました。

しかし、翌０３年は前年まで巨人で活躍していた松井秀喜選手がメジャーへ移籍。また、相次ぐ故障者に見舞われリーグ戦は３位と低迷。当初は翌シーズン以降も監督をすることで話が進んでいたものの、球団関係者との確執もあり辞任することとなります。

ところが、２００６年にふたたび巨人の監督に就任することとなります。これは第二次原政権とも呼ばれ、今日１５年まで監督を務め上げました。その間にはワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の日本代表監督にも就任し、日本を大会２連覇へ導く偉業を成し遂げました。

この時のWBCでの優勝は筆者もリアルタイムでみており、本当に感動したものです。

気になるのは後任監督は？

さて、そこで気になるのが後任監督。１０月１８日現在で２名の監督候補が浮上しています。一体だれが後任監督となるのでしょうか？様々な憶測を呼んでいますが、以下に候補を挙げてみたいと思います。

◼︎江川卓氏

　
　最有力候補に挙がっているのが球団ＯＢであり野球評論家の江川卓氏です。テレビ中継での解説でお馴染みですね。巨人軍ＯＢということで、球団の内部事情にも精通しており、彼の独自の野球理論に共感するファンも多数います。現役時代に活躍した様に、今度は監督として巨人を日本一へと導いてくれるかもしれませんね。

◼︎川相昌弘氏

そしてもう一人有力候補として挙がっているのが現巨人ヘッドコーチの川相氏。ヘッドコーチということで現在の巨人を最も深く知る人物です。原政権を引き継いでもおかしくはないでしょう。これが一番現実的なプランかもしれません。

そして、何より今シーズン中盤では原監督の代行として数試合を指揮したという実績もあります。これはちょっとした話題となりましたね。この時の采配は球団関係者やファンからも高く評価されておりました。ファンとしては川相氏の監督昇格を望む声が今のところ大きいといわれています。

巨人次期監督候補・江川卓氏の裏事情

その１．江川氏は監督就任を拒んでいる？

現在の監督候補の最有力候補として名が挙がっている江川氏ですが、明石家さんまさんの某テレビ番組内で監督就任の話題となった際、「合いそうじゃない。僕は（江川巨人を）見たくない。」と監督就任を拒んでいることを明らかにしました。もちろん、これから意志が変わる可能性もありますが、巨人フロントが熱望している最有力候補当人は、どうもその気ではないようです。

その２．巨人のボス・渡辺会長は江川を集客扱いに？

２０１１年、清武英利前球団代表兼ゼネラルマネージャー（ＧＭ）が渡辺恒雄球団会長について暴露、違反で訴え解任され話題となった「渡辺事件」。その清武氏は、当時江川氏をヘッドコーチとして招聘しようとした際、渡辺会長が「巨人は弱いだけでなく、スターがいない。江川なら集客できる。彼は悪名高いが悪名は無名に勝る。彼をヘッドコーチにすれば、次は江川が監督だと江川もファンも期待するだろう。しかし、監督にはしないんだ」と江川氏をただの集客パンダ扱いしていたことを暴露しました。

原監督の退団後はどうする？

まだ辞任すると表明したばかりで、その先を詮索するのは少し気が早いですが、一体どうされるのでしょう。まずはゆっくりと休暇を取って頂きたいものです。

大好きなゴルフなどで十分に英気を養って、次のことを考える（もう考えているかも）のかもしれませんね。

もしかすると、ノムさんの様にテレビのスポーツ評論家や解説者としてまた我々の前に帰ってきてくれるかもしれません。そう期待したいものです。

まとめ

巨人ＯＢで華々しい成績を残された江川氏か、ヘッドコーチとして地味ながらもその手腕を発揮している川相氏か、はたまたその他の新たな候補が出てくるのか？

今後の巨人の後任監督はファンならずとも気になるニュースではないでしょうか？今後も最新情報が分かり次第、更新していきたいと思います。