サッカーブータン代表がW杯アジア予選突破！代表監督って日本人なの？

２０１８年ロシアW杯のアジア予選（１次予選）が３月１２日からスタートしましたね。

アジアの４６の国が参加するこのアジア予選で、FIFAランキング世界最下位のブータンが、

２連勝で１次予選を突破したとのニュースが！

しかも、代表の監督は日本人らしいじゃないですか？気になったので調べてみました。

 ブータンってどんな国？

日本の遠い西に位置する仏教の国です。

非常に親日で、数年前にも同国国王が来日されたことで、日本国内において知名度を高めたことは、

記憶に新しいのではないでしょうか？

また、国民一人当たりの幸福指数が世界一高いことでも有名ですね。

W杯アジア１次予選とは？

まず、この予選の仕組みですが、参加の４６カ国が全て１次予選から参加するわけではありません。

参加国の下位１２カ国が１次予選からスタートします。そしてその中から６つのペアに分かれ、

ホーム＆アウェイで戦います。そしてこの中から６チームが２次予選に進めます。

ちなみに日本代表（FIFAランク48位）は２次予選からのスタートです。

今回の１次予選出場国（下位１２カ国）は以下の通り（国名右数字はFIFAランク。2015年3月時点）

・インド　・・・１５２位
・パキスタン・・１５８位
・ネパール・・・１６０位
・台湾・・・・・１７１位
・スリランカ・・１７３位
・イエメン・・・１８５位
・モンゴル・・・１８７位
・カンボジア・・１８８位
・東ティモール・１９１位
・ブルネイ・・・１９１位
・マカオ・・・・２０２位
・ブータン・・・２０７位（最下位）

そう、ブータンは万年FIFAランキング最下位のサッカー世界最弱国なのです。

そして、今回１７３位のスリランカと対戦し見事２連勝し、１次予選を突破するというニュースが、

世界中で快挙として話題となっているのです。

監督は日本人なの？

ブータンサッカーの快挙！

でいつもならここで終わりですが、yahooでのこのニュース報道のヤフコメ欄を何気なく見ていると、

ブータンの代表監督は、日本人の小原監督です。

と書き込まれているではないですか。日本人って海外で活躍しているのは選手だけかと思っていましたが、

監督としても活躍しているんですね。

私はサッカーにそれほど詳しくないのでサッカー通からしてみると周知の事実なのかもしれませんが。

ところでこの小原監督ってどんな人？

小原監督プロフィール

小原一典（おはら　かずのり）

・生年月日　1972年7月5日

・年齢　42歳

・出身地　千葉県船橋市

・出身校　船橋市立船橋高校→獨協大学

・チーム　大塚製薬U-13、徳島ヴォルティスU-18、JヴィレッジU-15などで指導

・現在　　ブータン代表監督（2012年〜）

（出典：Wikipedia）

小原監督はもともと、プロの選手では無く、学校卒業後すぐに指導者の道を選ばれた方の様ですね。

指導チームも青少年チームが多く、現在のブータンの様に成人クラスのチームを率いるのは初めての様。

ブータンの監督になったのも、もともとは日本サッカー協会の貢献事業の一環として派遣されたもの。

実は小原さんがブータンでの日本人初代の監督では無く3代目らしいです。

 以前の監督は？

行徳　浩二（ぎょうとく　こうじ）

・生年月日　1965年1月28日

・年齢　50歳

・出身地　静岡県

・出身校　東海大学

・チーム　トヨタ自動車などで選手として活躍

・現在　　ブータン代表監督（2008年〜2010年）

（出典：Wikipedia）

松山　博明（まつやま　ひろあき）

・生年月日　1967年8月31日

・年齢　47歳

・出身地　京都府

・出身校　早稲田大学

・チーム　ベルマーレ平塚、コンサドーレ札幌などで選手として活躍

・現在　　ブータン代表監督（2010年〜2012年）

（出典：Wikipedia）

日本人が他国の監督を任されるのってなんか、誇らしいですね。

これだけ日本から派遣されているのは、ブータンと良好な関係があってのことだと思うので、

今は、貢献事業の一環かもしれませんが、今回の快挙を機に、最下位の汚名を返上し、

アジアの強豪の一角を担うまでになって欲しいです。

ところで、日本代表はようやく監督も決まりこれからですね。最近はピッチの外が騒がしいので、

アジア予選で大活躍してもらって、払拭してもらいたいですね。