サムスミスのStay with meがパクリ疑惑！？とりあえず聴き比べてみた

明日は、第５７回グラミー賞授賞式ですね。

今年の目玉はなんと言っても 若干２２歳のサムスミスですね。
なんと主要４部門を含む６部門で最多ノミネートされています。

すごいの一言ですわ。。。

そんな順風満帆、前途洋々な彼に先日、一つの疑惑が持ち上がりました。

盗作疑惑

なんと、彼の「Stay with me」がある曲と酷似しているというのです。

その曲とは、トムペティの「I won’t back dawn」という曲（以下）

確かに似てる。。。

サムスミスのピアノベースのシンプルさとは違い、ロック調ですが確かに、
少し聞いていると、「すてい〜うぃずみ〜」と無意識に歌い出しそうになってしまいましたw

では、盗作の定義ってなんでしょうか？

2小節カブったらパクリなど（某コミカル裁判ドラマでも出てましたね）言われていますが、
明確には基準は決まっていないようですね。多分。。。

曲が似てる様に感じるのは、コード進行によるものが大きいと思います。

ただ、コードの組み合わせはおそらく、ほぼほぼ出尽くしたと考えるべきで、
世界中で似たコード進行の曲が存在してしまうのは、しょうがないとも思えます。

コード進行だけではなく、歌詞やメロディーラインまで似てると、それは ”クロ” だといえるでしょう。

では、彼の曲を聴く限り盗作かと言われると、個人的には違う様な気がします。

理由は、このコード進行自体シンプルなものであり、似てしまう可能性は低くないと感じるからです。

そして、歌詞を見ても、

トムペティの方は、不屈を歌った歌詞

一方、サムスミスの方は、ラブソング

歌詞の感じは被っていない。

また演奏については

トムペティの方は、バンド

サムスミスは、ピアノ主体の弾き語り風

とざっくりですが、個人的にはこの様に感じております。。

で、結果盗作疑惑はどうなったの？

結論から言うと、サムスミス側がトムペティ氏と共作者のジェフ・リン氏へ印税の12.5％を払うことで決着したとのこと。

訴訟にまで発展せず、穏便に決着したらしい。

サムスミス側がすぐにトム側に理解を示し、対応した模様。

サムスミスのレコード会社側としては、コトを荒立てずに穏便に済ました方が、メリットがあると判断したのだろうか？

内情はわからないが、トムはサムスミス側の対応を評価しており、この件は終わったこととしている。

でも、作曲した本人が知らなくとも、レコード会社などの人たちがなぜ気づかなかったのかは疑問ですよね。そんなもんなのかなぁ？

まっ、ちょっと騒動はありましたが、彼の曲は間違いなく、良い曲ですし、胸を打つ作品です。

レディーガガや、ケイティーペリーも彼の声を「天使の声」「男版アデル」と絶賛していることからも、
業界内でも実力は認められていることの証だと思います。

あ〜明日が楽しみだぁ

※記載内容は筆者の個人的見解・感想につきご容赦ください。