水曜日のネコってビールなの？名前の由来や味、価格はどうなの？

ビールが美味しい季節がやってきました。
筆者は無類のビール党なので、この時期は喉がなりまくってタマリマセン。。。
本日ビールの買い出しに行ったところ、「水曜日のネコ」という珍しいビールに遭遇したので、味についてレポートしてみたいと思います。
生まれつきのバカ舌と、ほろ酔いの為、あまり参考にならないレポートですが紹介します。

「水曜日のネコ」について

名前からして気になりますよね。
本日火曜なんで、買っちゃまずいかななんて一瞬思ってしまいました。
イラストやパッケージもなんかすごく可愛くて惹かれるデザインです。

こちらの商品の製造は、長野県の「ヤッホー・ブルーイング」という会社が作っているそうです。
もう会社名からしてインパクト大です。

品目：発泡酒（麦芽使用比率100%）
原材料：大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ・コリアンダーシード・オレンジピール
内容量：350ml　アルコール分：4.5%
希望小売価格：280円／本（税込）
賞味期限：製造より5カ月（常温保蔵可能）

ベルギー生まれの「ベルジャン・ホワイトエール」というスタイル（ビールの種類）で、大麦と小麦の両方を使って造ったビールです。
※ヤッホー・ブルーイングHPより引用

ベルギーの製法で作られたビールなんですね。
通常ビールの原料は麦芽(発芽させた大麦・小麦)ですが、ホワイトエールはこれに麦芽化されていない小麦を加えて作られたビールなんだそう。
その見た目から「白ビール」とも呼ばれています。

ただし、日本の酒税法では「発泡酒」に分類されるみたいです

本製品はベルギーの伝統的なビール製法でつくられていますが、原料にコリアンダーシードとオレンジピールを使用しているため、日本の酒税法上は発泡酒に区分されます。
※ヤッホー・ブルーイングHPより引用

水曜日のネコの名前の由来

そして、この商品のネーミングの由来が気になりますね。
なんで水曜日？　ネコ？って名前なんでしょう？
調べてみて、この名前に込められた意味がわかりました。由来は、

週の真ん中水曜日に自宅でのんびり羽をのばして飲む時のご褒美ビールであってほしい

素敵じゃないですか〜なんか水曜飲んじゃいたくなるじゃないですか〜。
イメージとしてはこんな感じですかね？

リラックス〜〜

飲んでみた感想

それでは

実食！

見た目

どうですか、この色。通常のビールに比べ少し「白い」というか「黄色い」というか明るい色をしていますね。
若干炭酸は少なめな気がします。

味

味はすっきりとしていて飲みやすいですね。
オレンジピール？なるものが入っているせいか、少しフルーティーで甘酸っぱい感じです。
苦味も少なく、炭酸も弱めで、パンチはないですが、ビール初心者や女性の方などには飲みやすくてウケそうです。

筆者としては確かに飲みやすく美味しいのですが、いまひとつキレとコクが少なく感じましたね。個人的には刺身などのさっぱり（淡白な）とした料理には合いそうな気がします。

これは、週末の一杯まで我慢できないときに、週中盤の水曜で軽い水分補給として飲むにはもってこいですね。

ちなみに、ツマミとしてこちらと一緒に飲んだのですが、結構合いますね「瀬戸内れもん味イカ天」
どちらも、さっぱりとしているのでオススメの組み合わせです。

ところで、水曜のネコを購入した際、他にも気になったビールがあったので合わせて買っちゃいました。
どちらも水曜日のネコと同じメーカーです。

よなよなエールを飲んでみた感想

まず、水曜日のネコの左側のビール。

見た目が水曜日のネコ同様お洒落。。
こちらのビアスタイルは、先ほどのベルギースタイルではなく、アメリカン・ペールエール。

通常日本で飲まれている大半のビールは「ラガービール」です。
しかし世界を見渡すとラガービールは比較的新しいビールであり、エールビールの方が歴史も古くメジャーなんです。

ラガーとエールの違いを簡単に説明すると、醸造方法が違うという点。
ラガーは「下面発酵」、エールは「上面発酵」。

・・・・だからどうした！？みたいに意味わかりませんよね。筆者もよくわかってません。

要は、ラガーは、苦味が強くすっきりドライな感じ。
エールはラガーに比べ、香ばしくフルーティーな感じ。

すみませんざっくりで。

よなよなエールの名前の由来

そしてこちらの商品名の由来も調べてみました。

このエールビールは、

昔は大変高価で手に入らず、お金持ちがよなよな楽しんでいたことに由来

とのこと。ということは、ラガービールは安酒だったんですね。

脱線しましたので、話を戻します。それでは

実食！

見た目

水曜のネコから比べるとかなり濃くなりましたね。
コクがありそうでいい感じそうです。

味

見た目から重めでコクのあるビールかと思い一口。

いい意味で期待を裏切ってくれましたわ。

フルーティーで、なんでしょう、、、白ワインの味わいに似ていますね。
これは美味しいです。好きです。
香りもよくて、進んでしまいますね。

インドの青鬼を飲んでみた感想

なんですかこのネーミング＆デザイン。
ヤッホーブルーイングさんやりたい放題ですね・・でもイイ！

もうよく分からなくなって来ました。まずビールとインドが結びつかない上に、青鬼ってなんやねん！
（そもそも鬼って日本のキャラクターじゃなかったっけ？）

商品名： インドの青鬼
産地： 長野県軽井沢町
タイプ： エール（上面発酵）
ビアスタイル： インディアペールエール
テイスト： ビター
価格： 298円
アルコール度数： 7%
容量： 350ml（1ケース24入）
原材料： 麦芽・ホップ
※ヤッホー・ブルーイングHPより引用

こちらのビアスタイルは「インディアンペール」なんですね。
よなよなビールと同類です。

先ほど、インドとビールが結びつかないと言いましたが、理由がわかりました。

18世紀末にロンドンの醸造家ジョージ・ホジソン氏の手によって考案されたもので、植民地のインドで暮らす英国人の為につくられたビールなのです。長期間に及ぶ海上輸送中に品質劣化をさけるため、通常より多くのホップを加えていたことが好まれ、そのままビアスタイルとして確立したようです。
※ヤッホー・ブルーイングHPより引用

そういうことだったんですね。
しかもホップの量が２倍入っているとのこと。

どんなビールなんでしょうか？それでは行きましょう。

実食！

見た目

やはりエールビールなだけに少し濃いめの色ですね。
よなよなビールより、気持ち薄い感じです。
泡立ちいいです。

味

こちらはまず、香りが強烈です！
フルーティーな香りといえば聞こえはいいですが、なんとも言えない香りですね。
そして一口。強烈です。ホップが２倍入っている為でしょう。めちゃくちゃ苦味がありますね。
そしてアルコール度数７％という高アルコールが結構刺激的です。
最後にこのビールでよかった。。味が強烈すぎて、最初に飲んだら、他のビールよく分かんなくなったかもしれません。

なんとなく、青鬼って感じがわかりました。

こちらは冷やしすぎると苦味が強すぎてバランスが崩れる様なので、すこし温度が上がった（１２℃程）ところで飲むのがオススメの様です。

一応ご紹介した３種類のビールをいかに並べてみました。

個人的な好みから言うと、

１位：よなよなエール

２位：水曜日のネコ

３位：インドの青鬼

ですね。まだまだ青鬼を倒せるほど大人にはなっていなかった様です。。。

今では、ヤッホーさんに限らず、ご当地ビールいわゆる地ビールなど全国各地で美味しいビールが売っています。

酒飲みには大変ありがたい時代になったものです。また、現在の日本におけるビールの消費量は年々減少の一途を辿っており、大手ビールメーカーは苦しい状況にあります。

ビールは、あの苦味が美味しいのですが、最近の若い人はこの苦味がダメな人も多く、またアルコールの種類が多く、ビールが選ばれるのは昔ほど簡単ではなくなってきていると思います。

だからこそ、この様な奇抜でオシャレで、飲みやすいビールをチャレンジして市場に投入しているヤッホーさんの姿勢は味うんぬんよりも、個人的にとてもすごいなぁと思います。

まずはやはりビールに対して興味を持ってもらうこと、そして手にとってもらうことが大事ですので、そういう意味ではこの３種類のビールは目を引きますし、興味が湧きます。

ぜひとも今後も、面白く且つ美味しいビールをたくさん世に出して欲しいものです。

ヤッホーさんに限らず、この他にも珍しいビールが続々と出てきている様なので、今後もレポートしていきたいと思います！