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【ネタバレ】スペクターのあらすじや意味は?ボンドガールも紹介!

      2016/04/10

007

 

12/4公開の007の最新作『スペクター』を先日観てきました。

一言でいうと”総仕上げ”感満載でした。

というのも、ダニエルクレイグ演じる007の過去の作品の裏側につながるものだったからです。

ダニエルクレイグ演じる007になってから本作で10年が経過しましたが、ダニエルはこれ以上ボンド役の契約の延長はしないと明言しているだけに、総仕上げ感が出てくるのも致し方ないと思います。

個人的にはダニエル=ボンドの作品としては一番好きな作品になりそうです。

そんな最新作スペクターのあらすじ(ネタバレ)や意味、そしてボンドガールについも紹介します。

 

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スペクターあらすじ(ネタバレ)

 

物語はメキシコから始まります。

007

”死者の日”というお祭りに来ているボンド。

そこで知り合った(任務遂行上の為にナンパした??)女性と共にホテルの一室に入るも、すでに”その気”になっているその女性を尻目に「ちょっと出かけてくる」と窓の外に銃を持って颯爽と出て行く。

 

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ボンドは”ある人物”を追う為、カモフラージュとしてこの女性とホテルに入ったのであった。

窓を出て屋根づたいに一直線に”あるビル”に向かうボンド。

目的のビルの向かいまでたどり着き、銃を構えビルの中の男達の様子を確認していると、白いスーツを着たスキアラという男が訪ねてくる(ボンドはこの男を追っている)。

スキアラは部屋の入り口で手の平を男達に見せると、スキアラの手の平の”何か”を確認した男達は急にスキアラに対して従順な態度を見せ、部屋に招き入れるのであった。

部屋で交わされている会話を盗聴しているボンド。男達の会話から本日18時に(メキシコにある)スタジアムを爆破するテロ計画を知ることに。

爆破テロ計画を知ったボンドはテロを防ぐべく部屋の中の男達を狙撃。

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しかし肝心のスキアラはボンドの銃弾を運良く逃れ部屋から脱出。

取り巻きの男達と撃ち合いになったボンドは、男達の部屋の中にあったスタジアムに仕掛ける為の爆弾を狙撃し、大爆発させ敵を殲滅するのだが、その爆発の影響でビル全体が倒壊し始めてしまう。

しかも倒壊し始めたビルはボンドの方へ倒れてくるではないか!

危険を感じ取ったボンドはすぐさま逃げるが、結局ビルの倒壊に巻き込まれてしまう。

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そんな状況のボンドだったが間一髪でなんとか無事に脱出し、祭りでごった返す大衆の中に逃げ込むスキアラを執拗に追う。

ボンドに追われているスキアラは逃げながら携帯で仲間に連絡し、ヘリで迎えに来るよう指示。

スキアラは大衆が集まる祭りの広場にヘリを無理やり呼び寄せます。そして、スキアラを乗せ飛び立とうとするヘリになんとかボンドも乗り込み、スキアラとヘリの中で格闘が始まります。

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一進一退の殴り合いが続き、ボンドは一瞬の隙をついて、スキアラの指から指輪を抜き取ります。

なぜこの指輪を取ったかというと、先程スキアラがビルの取引現場に入る際に手の平を見せていたものが指輪であると考え、抜き取ったもの。

指輪を抜き取った後もみ合いの末、ヘリからスキアラと操縦士を外へ蹴り出し、操縦桿を握ったボンドは、メキシコを後にするのだった(スキアラから抜き取った指輪を見つめ、その指輪に刻印された”タコ”のマークにカメラがフォーカス。そこでお決まりのオープニングが始まります)。

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MI6に戻ったボンドは、M(前作で女性のMが死亡し、後任のMは男性)に呼び出されます。

新聞各紙の一面にメキシコの一連の出来事(祭りの最中に起きたビルの倒壊やヘリの墜落未遂事件など)が踊っており、その出来事の中心人物であるボンドに対して(任務ではない今回の一連の出来事に対して)、

「なぜこの様なことをしたのか?」「なぜメキシコにいたのか?」「だれの指示で動いているのか?」と追求をします。

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M(左)にメキシコのドンパチを追求されるボンド(右)

しかし、ことの真相を語らないボンド。

そんなボンドに激怒した現Mはボンドを停職処分に。

オフィスを後にするボンドにマネーペニーが(前作スカイフォールの敵)シルバとの主戦場となったボンドの生家から出てきた物品を渡したいと伝えます。

ボンドは、それでは今晩家に持ってきてくれと頼み、その夜マネーペニーはボンド宅を訪れます。

ボンド宅でマネーペニーはボンドに対し「あなたはだれも信用していないのね。今何を追ってるのか教えて」と迫ると、ボンドはおもむろにテレビをつけます(正しくはDVDらしき録画装置を起動)。

画面に映しだされたのはシルバに殺された生前の『M』。

映像の中で「ボンド、スキアラという男を消して。そして始末後スキアラの葬儀に出て」と指令を下す生前のMの姿が(このビデオはMがシルバに殺された後にボンド宅に届いたもの。事前にMが送るよう手配していたと思われ、ボンドも「Mは死んでも指令をよこす」と冗談めかして説明している)。

素直に全てを語ったボンドはマネーペニーに「協力してほしい」と頼む。

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翌日、現Mの指示でボンドはMI6の武器などを開発するQの元へ。

そしてQより生体認証(追跡)のゲノムを腕に打ち込まれます(これはGPSを体に打ち込まれた様なもので、世界中どこにいても当局に追跡(監視)されてしまう監視装置)。

ボンドは停職処分の身になっているのだが、生前のMの指示通り、青白い王を追う為、現Mの命令を無視し、行動を起こそうとします。

しかし、GPSが埋め込まれMI6に監視される今の体では思う様に動けないと考えます。

そこでボンドは監視の目を欺きこっそりとQに相談する。

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そんなボンドの意図を汲み取ったQは「生体認証は24時間、、、いや48時間うまく作動せず追跡出来ないかも」と、他の同僚(監視者)に聞こえる様、嘘を言います。

それを聞いたボンドは”48時間なら自由に動いても大丈夫”と解釈し(監視者はGPS埋め込み後48時間はボンドの行方が分からなくても問題はないと信じる)、自身の後任(009)に渡すはずであったアストンマーチンを勝手に拝借の上、引き続き亡き先代のMの指令に従い敵を追うのであった。

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Mの遺言通りスキアラの葬儀に訪れるボンド。

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そして謎の組織の一員であったスキアラを殺され、自身の命も狙われている美しい未亡人ルチアに接近するボンド。

彼女の自宅で謎の組織から暗殺されそうになるところをボンドが救い出す。そして、彼女を誘惑し、彼女の命を守ることと引き換えに、本日行われる謎の組織の秘密会議の場所を聞き出すことに成功。

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スキアラの指輪を使い、秘密会議に潜入したボンド。

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そして、組織のボスがフランツオーベルハウザーという人物であると知る。

そして組織の謎を解く鍵は、かつての敵Mr.ホワイトであることを入手する。

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しかし、突然会議中にボンドの潜入がバレてしまう(実はボンドが潜入することをオーベルハウザーは予測していた。突然ボンドの方を振り向くオーベルハウザー。意表を突かれたボンドは建物から飛び降り脱出)。

 

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そして、屈強な殺し屋、ヒンクスに追われることに。

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真夜中のローマの街をアストンマーチンDB10で逃げるボンド。

それをジャガーC-X75で追うヒンクス。

最後はバックファイアーでヒンクスの目を眩ませた隙に緊急脱出装置(座席が空中に飛び出し、パラシュートで逃げられる仕組み)で逃げ切ったのであった。

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Mr.ホワイトの潜伏先へ向かったボンドは、そこで変わり果てたホワイトと対面する。

組織に属していた際、オーベルハウザーと対立してしまったことで、組織から毒を盛られ、徐々に死へ近づいているのであった。

組織が世界的規模で暗躍する巨大シンジケートであるとほのめかす彼は、自分同様に命を狙われている娘の命を守ることを条件に、ボンドに娘が組織の謎を解く手助けをすると告げ、ボンドの銃を奪い自決するのであった。

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一方その頃ロンドンでは、Cことマックスデンビーがボンドの行動を問題視し、MI6をMI5に統合する案を強行に推し進めていた。

Cは政府の大臣とも旧知の仲であり、そういった大きな後ろ盾を積極的に活用しMI6(ダブルオー)を消滅させようとしているのだった。

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彼は巨大化・複雑化・巧妙化するテロ組織へ対応する為には、各国と連携した諜報ネットワークの構築が必要であり、MI6をもはや時代遅れの遺物だと考えていた。

そして、東京で行われた世界会議で、参加国9カ国の情報網を統合させる案への投票を開始するのであった。

その頃、ボンドはアルプスの診療所で働くホワイトの娘、マドレーヌを訪ね、組織のこと、ホワイトの自決のことを伝え、一緒に謎の組織殲滅の為、協力を要請する。

しかし、ボンドのことが信用できない彼女は聞く耳を持たない。

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そんなボンドを部屋から締め出すマドレーヌ。

部屋から締め出されたボンドは彼女の部屋が見える施設内のバーで待つことに。するとボンドの元へQがやってくる。

Qは48時間は見逃せる様にしたが、Cもうるさく嗅ぎ回っている今、これ以上は誤魔化せないし庇いきれないと伝えに来たのであった(Cや現Mがボンドの居所をQにしつこく確認している)。

即時ロンドンに戻る様、ボンドに迫るQにボンドはロンドンに帰ると約束し、ホテルに戻りスキアラから奪った指輪の解析を頼む依頼するのであった。

Qが去ったあと、マドレーヌの部屋に目線を移すと、複数の男達と共にローマで追われた屈強な男ヒンクスがマドレーヌを連れ去っていくではないか。

すぐさまマドレーヌを連れ去った男達の車を、近くにあった小型飛行機を拝借し追うボンド。

その頃、ホテルに向う為のロープウェイの中で、ボンドから渡された組織の指輪を解析中のQにも敵が迫っていた。

ロープウェイの中で指輪から組織の謎を解き明かしたQ。そしてようやく敵に追われていることを察知。

危うく捕まるすんでのところでなんとか逃げ切るのであった。

その頃ボンドはマドレーヌを助けるべく飛行機ごと車に体当たりし、ヒンクス達を倒し、マドレーヌを助け出すのであった。

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Qのホテルでマドレーヌは組織の名前は「スペクター」であること、そしてスペクターの本拠地への手がかりはモロッコのタンジールにある”アメリカン”という名のホテルに隠されていることを告白。

すぐにマドレーヌと共にモロッコのホテルに向かうボンド。

実はそのホテルはホワイトが新婚旅行の時に泊まったホテルであり、妻と離婚後もマドレーヌを連れて頻繁に訪れていた思い出の場所であった。

そこで秘密の小部屋を見つけ、スペクター手がかりを知った二人はすぐさま敵のアジトに向かうのであった。

砂漠の中を走る鉄道に揺られ、目的地に向かうボンドとマドレーヌ。しかし、そんな車中にも敵の魔の手が迫っていた。なんとあのヒンクスが追ってきていたのだ。

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車中、マドレーヌとのディナーで二人は良い雰囲気であったが、その雰囲気をぶち壊す様に突如襲ってくるヒンクス。

巨漢のヒンクスとの肉弾戦はいくらボンドと言えども勝ち目がなさそうに見えた。

最終車両まで追い詰められたボンドは車外に投げ出されそうになり、もはやこれまでかと思われたが、マドレーヌが銃で援護。

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二人で協力しヒンクスを車外へ放り出すのであった(ヒンクス死亡)。

そんな死闘を終えた二人は興奮冷めやらず見つめ合い、激しく求め合うのであった。

翌日、寂れた砂漠の駅で降りた二人。すると彼らへ迎えの車が。

なんと敵は2人が来ることを察知しており、あえて迎え入れたのであった。

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待ち受けていたのはなんと、敵の親玉オーベルハウザー。オーベルハウザーは彼らを連れて施設内を案内するのであった。

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案内するその施設は世界各国の諜報機関の情報や内情が全て網羅されており、まさに世界を丸裸にするほどの情報ネットワーク体制が組まれていた。

世界中のあらゆる情報機関の監視カメラをモニターしており、MI6の様子も映し出されていた。

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そして、これまでボンドに立ちはだかってきた敵は、全てこのオーベルハウザー率いるスペクターによって仕組まれてきたものであることを明かされる。

そして、これほどまでの情報ネットワークを構築出来た背景には、各国の諜報機関に勿論同組織のスパイがいるからこそできるものであって、MI6へも彼らの手先が潜入していることをオーベルハウザーから聞かされる。

そのMI6に潜り込んでいる裏切り者とはなんとMI6を解体し、世界9カ国の情報網を同期させようとしている、Cことマックスデンビーであったのだった!!

その後、ボンドを拘束したオーベルハウザーは特殊な拷問機械を使いマドレーヌが見守る中、ボンドに苦痛を与え続けるのであった。

拷問を受けながら、オーベルハウザーは自分が何者かを明かすのだが、なんとオーベルハウザーは雪崩事故で亡くなったと思われていたボンドの義理の兄であったのだ(ボンドはオーベルハウザー家に養子として引き取られていた。以下幼少期の写真。左がボンド、真ん中はオーベルハウザーの父、右の顔がない人物が幼き日のオーベルハウザー)。

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拷問も佳境に差し掛かり、オーベルハウザーよりボンドへ最後のお別れを勧められたマドレーヌは、ボンドのそばへ。

薄れゆく意識の中、ボンドは腕時計(爆弾)をマドレーヌにこっそり渡し、オーベルハウザーへ投げろと耳元で指示する。

オーベルハウザーへ投げた時計は見事に爆発。その隙を見て二人は外へ。敵の銃を奪い、次々に敵を倒してヘリまで辿り着き、脱出に成功するのであった。

脱出後アジトは木っ端微塵に爆発し壊滅したが、そんな爆発する建物から逃げる数台の車が。。。

その車中には傷を負いながらも間一髪のところで脱出したオーベルハウザーが乗ってるのであった。

Cが裏切り者だと知ったボンド達はロンドンに戻り、現Mへ連絡。

MI6からほど近い雑居ビルで現M、Q、マネーペニー、タナー(MI6幕僚長でMに忠実な部下)と落ち合い、本日C発案の各国の情報網同期システムの稼働を阻止すべく、MI6本部へ潜入しシステム稼働を阻もうと計画する。

ただマドレーヌはこれ以上は自分の関与することではないと、ボンドに別れを告げ去っていってしまう。

去りゆくマドレーヌを尻目に2台に分かれMI6に向かう5人。

しかし、MI6に向かう途中、Mとボンドが乗る先頭車に突如、黒塗りの車が体当たりしてくる。

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意識失ったボンドを黒塗りの車の男達が連れ去るのだが、現Mは隙をつきなんとか脱出。

後続でその一部始終をみていたQ達は現Mを拾い、ボンドの安否を気にしながらも計画通りMI6本部に向かうのであった。

MI6ビルについた4人は同ビルでCを拘束。謎の組織スペクターの手先であることを問い詰められたCは開き直り、現Mに襲いかかる。

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格闘の末、Cは足を滑らせ誤ってビルから転落し絶命するのであった。

その頃、連れされられたボンドは顔を布で覆われ、廃墟と化した旧MI6本部ビルへ連れて来られる(旧MI6ビルは、前作スカイフォールでシルバによって爆破され廃墟と化した。新MI6ビルは川を挟んだ同ビルの対岸に建設された)。

拘束されているボンドであったが、男達の隙を突いて倒し、拘束を逃れる。だが何かに誘われる様にビルの中へ入っていくボンド。

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見慣れたこのビルのエントランスには、ボンドを誘導する様に名前や矢印が示されており、奥へ上へと進んでいくと、オーベルハウザーが待ち構えていた。

防弾ガラスを挟み対峙する二人。オーベルハウザーはこのビル全体に爆弾を仕掛けたと告げる。

そしてこのビルのどこかにマドレーヌが拘束されているとも。

そうマドレーヌはボンド達と別れたあと、オーベルハウザー達の手下によって連れ去られていたのだった。

そんな事実を知ったボンドは激しく動揺。そんなボンドに追い打ちをかけるかの様に爆弾の起爆装置を起動させ、用意したヘリで逃げるオーベルハウザー。

爆発まで残された時間は3分。

自分の命を取るか?マドレーヌと共に死ぬか?

究極の選択を迫られるボンドは、必死にビル内を駆け回りマドレーヌを捜索するのであった。

そんなボンドの様子を上空のヘリから高みの見物のオーベルハウザー。

もう見つからないと思ったその時、何やら音が。その音の先をたどると拘束されたマドレーヌが!

しかし、残り時間はわずか。普通にビルを降りて出たのでは絶対に間に合わない。そこでボンドはビルの中の吹き抜けから1階に飛び降りることを思いつく。

そう登ってくる時に1階に中空にネットが張られているのを確認していたのだ(さすが)。

そして、それを利用できるととっさに考えついたのだ。マドレーヌを抱きかかえ躊躇なく吹き抜けから一階へ飛び降りを実行。

予想通りネットがクッションとなり無事1階に辿りつき、急いで地下の船乗り場へ。モーターボートに乗り込み間一髪のところで川へ脱出したボンド達(モーターボートがあることも建物内を巡っている時に確認しているところはさすが)。

大爆発を起こすビルを後に(オーベルハウザーはボンド達がよもや脱出できたとは夢にも思っていない)、ヘリで逃げ行くオーベルハウザーをボートで追うボンドは、ヘリに向かい何度も銃を撃つ。

ようやく一発がプロペラの連結部を撃ち抜き、バランスを失ったヘリは橋に墜落したのであった。

すぐにヘリ墜落現場の橋に警察などが駆けつけ、橋の両端を囲み事態の様子を伺っている。

そこへボンドが到着。警察やMなどが見守る中、ヘリから這い出してきたオーベルハウザーのもとへ。

這いつくばるオーベルハウザーと立ったままオーベルハウザーを見下すボンド。

これまで与えられてきた苦痛の根源が目の前に這いつくばっている状況に、復讐とばかりにオーベルハウザーを殺すかに思えたボンドであったが、這いつくばるオーベルハウザーを一瞥すると、マドレーヌのもとへ歩き出すのであった。

最後は這いつくばるオーベルハウザーの向こうで熱いキスを交わすボンドとマドレーヌ。それを見つめる惨めなオーベルハウザーを現Mが連行し、物語は幕を閉じるのであった。

 

 

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※前作「スカイフォール」の詳しい記事はこちら↓

スカイフォールの日本語吹替版の声優は誰?主要キャストも紹介

 

 

スペクター(Spectre)の意味は?

 

今回出てくる巨大シンジケートの『スペクター』ですが、どういう意味なんでしょうか?『Spectre』の意味を調べてみると、

物の怪, 物の気, 幽霊, スペクター, 怪異, 曲者, くせ者, 癖者, 曲物, 妖怪, 邪気, 化け物, 化物

という意味の様です。

要は正体が謎に包まれていて、なかなか全貌が分からない不気味な組織表しているということでしょう。

スペクターは何も今作で初めて出てきた組織ではなく、007ファンなら昔からある組織であることはお分かりですね。

ちなみにスペクターのタコの様なマークですが、個人的には『干蛸」にしか見えません(笑)

蛸

 

 

今回のボンドガール『マドレーヌ』について

 

007

◼︎名前:レア・セドゥ(Léa Seydoux)
◼︎出身:フランス/パリ
◼︎生年月日:1985年7月1日 30歳
※Wikipediaより

 

彼女の祖父や大叔父は映画会社の経営者。そんなつてがあったかなかったは分からないが、2005年フランス映画の『Mes Copines』でデビュー。

プラダのモデルなども務め、2011年にはミッションインポッシブルゴーストプロトコルにサビーヌモロー役で出演。ハリウッド進出を果たし、一躍有名に。

フランス美人って感じですかね。ちょっと前歯がスキッ歯なのは気になりますが(笑)。

 

サムスミスが歌うスペクターの主題歌が良い!!

 

007といえば、毎回主題歌が良いのも特徴の一つですね。前回のスカイフォールでのアデルの曲など、作品の出来を何倍にも引き立ててくれています。

そして、今回のスペクターの主題歌を歌うのは、なんとグラミー賞受賞のサムスミス。

当初、スペクターの主題歌はレディオヘッドが歌う予定でしたが、曲と作品の世界観が合わず、サムスミスの「Writing’s On The Wall」が採用されました。

サムスミスの憂いと哀愁のある歌声が作品の世界観を際立たせています。なんだかダニエル最終作品(と見られている)の総決算的な感じがすごく出ています。

それでは、サムスミスのPVをご紹介します。

 

ちなみにレディオヘッドが作った主題歌↓

 

これまでの007(ダニエル出演作)の主題歌一覧

 

1作目の「カジノロワイヤル」の主題歌は、 Chris Cornellが歌いました。

「You Know My Name」

 

2作目「慰めの報酬」の主題歌はアリシアキーズ&ジャックホワイトが歌いました。

アリシアキーズ起用ということで公開前から個人的には結構期待していましたが、期待値が高かった為、すこし期待はずれでしたが(ちなみにカジノロワヤル主題歌も個人的にはあまり好きではないですが)。

「Another Way To Die」

 

3作目「スカイフォール」の主題歌が個人的には一番好きかもしれません。

アデルの声や曲調がシリアスでとてもマッチしています。オープニングムービーは007全作の中でも1番の出来だと思います。

「Skyfall」

 

 

まとめ

 

文章力と、まとめの才能がない筆者が書いたあらすじですので、ちょっとよく分からないところがあるかもしれませんが、画像の力でごまかし、大筋では意味は伝わったのではないかと思い込んでおります。

今回のスペクターはこれまでのカジノロワヤル、慰めの報酬、スカイフォールの一連の流れが随所にちりばめられていて、特にスペクターへの手がかりとなったモロッコのホテルの秘密部屋では、ヴェスパーに関する資料が出てくるなど、少し切ない場面もありました。

ところどころツッコミたくなる点も多少はありましたが、概ね良い作品に仕上がっていると筆者は感じました。

個人的には、ボンドがいい意味で”老けた”なぁと感じ、少し弱くなっているボンドも哀愁があって好きですね。

ダニエル演じるボンドファンの筆者としては満足いく作品でした。上映期間中はもう一度見に行ってみよと思います。

 

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Comment

  1. ボンドウーマン より:

    分かりやすくて見たくなりました!レンタル開始されたら早速見ようと思います( ´ ▽ ` )ノ

  2. imaimaima より:

    ボンドウーマンさん

    コメントありがとうございます。
    分かりやすいなんて嬉しいお言葉ありがとうございます。
    スペクターも発売となりましたので是非よければ見てください。

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