高円寺阿波踊り2015の日程やアクセスは？連のルートや交通規制も

（出典：高円寺阿波踊り実行委員会）

夏本番。祭りが目白押しでどこの祭りに行こうか迷う方も多いのではないでしょうか？今回は、東京でも有数の祭りとなっている「高円寺阿波踊り」についてご紹介します。

高円寺阿波踊りとは

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」そんな軽快なリズムで街中を闊歩する日本有数のお祭り「阿波踊り」。徳島のお祭りであることはご存知かと思います。そんな阿波踊りですが、東京は高円寺で見ることができます。この高円寺阿波踊りの歴史は古く、祭り発足は1957年と６０年近くの歴史を誇るんです。

なぜ高円寺でも始まったかというと、当時のパル商店街振興組合（高円寺）の青年部が町おこしイベントとして始めたのがきっかけ。徳島県人会の力添えもあり、このイベントは年々成長。今では本場阿波踊りにも負けない位の規模に成長しました。

この高円寺阿波踊りを見に訪れる人は、なんと１００万人にものぼるのだとか、徳島の阿波踊りで１３０万人ですから本場に迫る勢いです。１００万人ってすごいですね。東京の人口が１２００万人ですから１２人に１人は来ている計算になります。都内のお祭りでいうと浅草サンバカーニバルと同規模の巨大な祭りとなっています。

今年の開催日程は

この高円寺阿波踊りは毎年８月の最終週の土日に行われます。筆者も昔、高円寺に住んでいましたので、この時期になると、あちこちで太鼓の音が聞こえてきます。なんとJR高円寺の駅は、電車の発着を知らせるホームの音楽がこの時期（８月）は阿波踊りのお囃子に切り替わる程、地域に密着したお祭りとなっています。

では今年の第59回東京高円寺阿波おどりの開催日程を御紹介します。

◼︎日程：2015年8月29日(土)～30日(日)
◼︎時間：17:00～20:00

実は以前は金曜日から祭りが行われていました。金曜日の仕事帰りは駅の混雑が凄まじく、駅を出るまでに十数分かかった記憶が懐かしいです。もちろん土日はそれ以上の混雑となりますが。

そんな訳で経験者は語るではないですが、最寄駅の紹介もさることながら、混雑を極力避けた祭り会場へのアクセス方法をご紹介します。

最寄駅とアクセス方法は

勿論「高円寺」と冠していますので、最寄駅はJR高円寺です。ただ高円寺駅はホームから改札を出るまで、駅職員の方々による交通規制が敷かれます。ロープで誘導経路が設定されており、好きな出口からは出られません。１００万人が来る祭りなので、その混雑の凄まじさと言ったら半端ではないです。ですので高円寺駅は出来るだけ避けたほうがいいかもしれませんね。

おすすめは、丸の内線の新高円寺。勿論混雑しない訳ではないのですが、JR高円寺駅に比べればかなりマシですね。新高円寺は高円寺駅の南に位置し、徒歩で約１０〜１５分位です。

または、西武新宿線の野方駅もおすすめです。ちょっと距離はありますが、距離があるだけにかなり空いているはずです。野方駅は新高円寺とは逆で高円寺駅の北に位置します。徒歩では少し辛いですが、１５〜２０分位掛かります。環七通り沿いに来れば迷うこともないと思います。勿論高円寺方面にバスも出ているのでバス利用するのも一つですね。

交通規制はどうなる

まず車で来ることはおすすめしませんが、車で来られる方の為にも交通規制状況を御紹介します。

（出典：高円寺阿波踊り実行委員会）

祭り期間の１６時１５分から２０時までの間、赤色部分のエリアは通行禁止となります。

東京の大動脈「環七通り」は通行できますが、この時間帯は交通量が急激に増加しますので、出来るだけ高円寺周辺の通行は避けた方が無難ですね。

連のルート（運行表）

では、当日の連のルート（運行表）を以下ご紹介します。高円寺と新高円寺の間を中心に南北に練り歩きます。特にお踊りは混雑しますので、パル商店街やルック商店街の方が連を間近に見ることができます。個人的におすすめの連は、優雅な雰囲気の「葵新連」、激しく踊り狂う「苔作連」、子供の踊りが微笑ましい「のびゆく連」ですね。

（出典：高円寺阿波踊り実行委員会）

（出典：高円寺阿波踊り実行委員会）

まずは事前にお目当ての連を決めて、空いていそうな場所で見れればいいですね。個人的におすすめは、主戦場の南側より、線路より北側の東寄り吾妻通り商店街（ひがし演舞場←ルート名）あたりは狙い目だと思います。

また祭り後に二次会を予定される方は、事前に予約しておくことをおすすめします。祭り終了後は混雑が激しく入れない可能性が高いからです。ただ予約をせずとも、祭りが終わる少し前に店に入れば高確率で席を確保出来ることでしょう。祭りの最中はガラガラの店が多いですから。

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まとめ

高円寺阿波踊りに初めて行かれる方も多いのではないでしょうか？おそらくあまりの人の多さに驚かれると思います。道も広くないですので、より混雑感はあると思います。軽快なリズムを聞いていると踊れなくても、気がつけばステップを踏んでしまう位の魔力が阿波踊りのお囃子にはあります。見る阿呆ではなく、ぜひ踊る阿呆になって見るのも一つです。それでは夏休みの最後の思い出作りで浴衣を着て繰り出してみてはいかがでしょうか。