ノモフォビアの症状がヤバイ!スマホ依存症克服にすべき5つの事!

突然ですが ”ノモフォビア” という言葉をご存知でしょうか？　現代病とも言われるスマホ依存症の事を指す比較的新しい言葉なのですが、このノモフォビアとなってしまったある女性の動画が ”ヤバイ” と世界中で話題になっています。今回はこのノモフォビアについてと、ノモフォビア女性の衝撃映像。そして、このノモフォビアを克服する為にすべき事を５つにまとめてみましたのでご紹介します。

ノモフォビアとは？

ノモフォビアとは、英語で ”Nomofobia” と書きます。このNomofobiaは、”no-mobile-phone phobia” の略と。意味は ”携帯(スマホ)依存症” ”携帯(スマホ)非所持恐怖症” と言った現代人ならではの病気のことです。このノモフォビアは世界中で、特に若者を中心に広がっており、深刻な社会問題となっている様です。

街中や電車、歩行中に至るまで、スマホをチェックする人々が現在非常に多くなっていますね。歩きスマホでぶつかりそうになった方も多いのではないでしょうか？あるアンケート調査では、「スマートフォンに依存していますか」とのアンケートに８割の人が「かなり依存している」「やや依存している」と回答しています。

そして、この８割の人に「スマホ依存から脱却しますか」と質問したところ、半数以上が「その必要はない」と答えています。スマホ依存について自覚はあるものの、スマホ依存が悪いことではないと思っているみたいですね。スマホ依存自体は悪い訳ではないですが、依存によって引き起こされる様々な弊害が問題となっています。

スマホ依存症の弊害

スマホ依存によって引き起こされる弊害をみてみましょう。

①歩きスマホによる事故

ついついスマホに夢中になってしまい、進行方向前方の視認が疎かになり、他者と衝突してしまう様な事故ですね。最悪の場合、衝突対象が車や電車と言った本当に”死”に至る様な危険なケースもあります。

②ストレートネック

出典：WomanOnline

これは本来首（背骨）は横から見ると緩やかなカーブを描いているのですが、スマホを見る姿勢はあごが前に出る様な姿勢になりがちで、長時間その様な姿勢でいると次第に正常な首の曲線がなくなりストレートになってしまうといった症状です。これにより血流が悪くなり、肩こりを誘発するといった症状に発展します。

③睡眠障害

人間には ”サーカディアンリズム” といった体内時計を持っています。朝太陽の光を浴びることにより体内時計をリセットし1日にリズムを作り出します。太陽の光にはブルーライトが含まれており、ブルーライトが増加すると体（脳）が「朝だ！起きよう」と認識します。逆にブルーライトが減少すると「夜だから寝よう」と反応する訳です。もうお分かりですね。ブルーライトはスマホも発します。よって特に夜寝る前でのスマホいじりは睡眠と逆行した行為を行っていることになります。これが習慣化することで、重度の睡眠障害に陥ってしまうケースもあります。

④コミュニケーション能力の著しい低下

やはりスマホとは一人称完結の道具。一応SNSといったツールで他者とつながりを持つことが可能ですが、それは対面ではなく、あくまで顔の見えない状態でのコミュニケーション。これが良い方に働く場合もあるが、うまく意思疎通が出来ずに、かえってコミュニケーションを阻害してしまうといった皮肉なケースも起きているのも事実。また、引きこもりのきっかけや、その促進の一助になってしまっている場合もあり、過度のスマホへの依存は対人関係をこじらす原因にもなっています。

⑤うつ病への発展

④の症状が酷くなってくると ”うつ病” へなってしまう可能性が非常に高くなります。

ノモフォビア（スマホ依存症）克服にすべき５つのこと！

そんなノモフォビアを克服すべき５つの点についてご紹介します。

①スマホを寝室または枕元に置かない

これはかなり有効です。深夜寝る前のスマホは非常に危険です。ついついネットワーフィンしてしまい、気がつけば朝方、なんてことも。強制的にスマホを使用出来ない環境を作り出しましょう。

②電源を切る習慣をつける

例えば、連絡頻度が減る深夜（２２時以降など）には電源を落とし、翌朝まで使用不可にする。これはかなり有効な手段です。

③使い放題プランをやめる

要は使い放題だからついついながらスマホをしてしまうんです。であれば使い放題プランをやめ、従量課金制に移行すれば、コスト意識が働き、格段にスマホをいじる時間は減るでしょう。

④予備のバッテリーを持ち歩かない

これは意見が分かれるところですが、やはりスマホ依存脱却とのいう観点からは持ち歩かないことでしょう。そもそも予備のバッテリーが必要になるということは、スマホをいじっている時間が多い（スマホいじりによる電力を消費）とほぼ同義ですので、予備バッテリーを持たないという背水の陣の心構えで臨みましょう。

⑤通知機能を切る

これはかなり有効です。LINEなどはついつい通知が来てしまうと開けてしまうものです。開けてしまったが最後、無駄に他のアプリを開けたり、ネットサーフィンに入ってしまったりと、きっかけになってしまうので、こういった通知機能を切ることで、かなりのスマホからの誘惑を断ち切ることが出来ます。何時に通知をまとめて確認する、というチェックする回数を決めておきましょう。

ノモフォビアンの衝撃映像！

それでは冒頭で紹介したノボフォビアの女性の衝撃の映像をご紹介致します。おそらく中国または韓国あたりで撮られた映像と思われます。場所は地下鉄車内。この女性は自身のスマホが起動しないか、操作不能になり、パニックを起こし泣き喚いています。子供の様に地団駄を踏んで、周りの目も憚らず大泣きです。正直、いくらなんでもやりすぎだろ！とツッコミそうになりますが、世界にはここまでのスマホ依存者がいるんだなと驚愕してしまいました。

まとめ

いかがでしたか？スマホ依存症の究極形を見た気がします。。。スマホは多機能がゆえに自身の大事な情報をついつい管理（移行）させてしまいがちです。文明の利器とは便利がゆえに、本来の人間の機能を外部化してしまう恐ろしさがありますね。なので、過度にスマホに依存してしまうと、スマホが無いというだけで異常な心理状況に置かれてしまいます。ですので、あくまでスマホは補助的なものであると認識し、上手に付き合っていかないといけませんね。